塗魂インターナショナルとは?

私たち塗魂は何故社会貢献をしようと誓ったのか…
塗装業界の地位向上、企業の社会的責任、CSR活動の一環、細かい理由は多々ありますが、 根本理由は、自他共の幸福です。そして我が生命を完全全焼です。
そのために銭勘定を抜きにした社会貢献が必要だと直感したのです。社会貢献とは具体的にいうならば一人一人の心の中に明かりを灯すことです。
しかし、灯した明かりは、我が前を照らしてくれます。私たちの行いは、自己自身の存在意義実感として全て戻ってくるのです。自己犠牲では継続できない。経営戦略のための表面的な社会貢献ではすぐにメッキがはがれてしまうと思います。
自他共の幸福、これこそが塗魂の社会貢献の真意でございます。これからも寸分のぶれもなく、自他共の幸福のための社会貢献に邁進いたしますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、私たちに塗魂ペインターズは何処へ向かうのか…。日本での活動は、今まで通り、塗魂ペインターズが主導となり、海外では、塗魂インターナショナルという兄弟組織を結成し、医療や教育分野との連携を図りながら世界に目を向けていきたいと思っております。
何ゆえ世界のこだわるのか それは、日本は技術先進国だからです。先進国であるがゆえに瞬時に世界の様子を知る事が出来ます。知れるということ自体、使命がある事なのだと思います。
病気になっても医療を受けられず死んでゆく子供、 お金がないゆえに人身売買される女の子、わずかなお金が無いゆえに20になる前にエイズになって死んでいく。数年前、パキスタンでは女性の教育を受ける権利を主張する少女が銃撃される。当時15歳のマララさんです。
これが私たちの生きている社会の現実です。
このようなことを知って、日本では社会貢献とうたっておきながら、
一人の人間としていったい何が出来るのか…
国境を超えると心は変わってしまうのだろうか…
所詮ペンキ屋にどうすることもできないのだろうか…
私たちは「違う」と思うのです。私たちの普段塗っている塗料には断熱塗料がある。空気を浄化する塗料がある。抗菌塗料、あるいは、虫による感染病を抑制させる塗料があります。
これは途上国に行けば魔法の塗料に違いありません。
それを医療施設や教育施設に塗ったらどうだろうか…
命をも救えることに繋がらないだろうか…
また、優秀なる人材を輩出することに繋がらないだろうか…
いえ、きっと途上国の子供たちが私たちがいかに誇り高い仕事をしてくれるのか教えてくれるに違いないと思うのです。ゆえに、地上にある貧困、人種差別、基本的人権の剥奪等、私たちはこれらの諸問題について一人の人間として真正面から向かい合いたいと思うのです。
甚だ生意気でございますが、ペンキ屋として地上から悲惨の2字をなくしたい。否、私たちは塗魂ペインターズであるゆえに悲惨の2字を幸福の2字に塗り替えたいと思います。これがウソ偽らざる塗魂ペインターズの展望です。
まだまだ力不足で未熟な部分も多々あります承知のうえです。しかし私たちは、自分自身に結果的に何ができるかを問うのではなく、 心の中にやり続けて行こうとする心があるのかないのかそれを問い続けて 誠実にこの道を歩んで参りますことをお誓い申し上げます。
塗魂インターナショナル会長 安田啓一